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2019.06.07

第97回日本消化器内視鏡学会総会に参加いたしました。

こんにちは

 

2019年5月31日~6月2日に第97回日本消化器内視鏡学会が品川で行われまして参加してきました。

日本消化器内視鏡学会専門医、指導医にはポイント制度がありある程度出席してノルマを達成しないと専門医が更新できないので定期的に学会に参加しなくてはなりません。

今回は2年前までお世話になった昭和大学江東豊洲病院消化器センターの井上晴洋教授が会長で、この学会中に日本消化器内視鏡学会の理事長に就任されました。

ものすごく御高名で超多忙な先生なのですがつい先日も医師会等々でお会いする機会がありいろいろ貴重な話を聞くことができました。

初日の午後に大腸憩室出血のセッションの座長があり、座長をやりながら憩室出血についての診断、出血点の同定、前処置、新しい止血術のデバイス、内視鏡的止血以外の選択等いろいろ勉強になりました。

ほかにもいろいろなセッションがあり、以前はESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という内視鏡手術が専門で800例ぐらい経験あったためESDのセッションばかり聞いてきました。エキスパートの素晴らしい手技、発表には感銘を受けました。

ほかにも内視鏡にもAIの発表があり近いうちに内視鏡診断等にもAIが導入されていくものと思いました。

また書籍でも消化器内視鏡の登竜門という一部私も執筆に携わった書籍が置いてありました。

その他内視鏡㊙ノート(野中康一先生著)、私の消化器内視鏡Tips(小野敏嗣先生著)、大腸ESD TEXT(大圃研先生、千葉秀幸先生著)等大変ためになる書籍があったため思わず購入してしまいました。

内視鏡の分野も含め医学の進歩は目覚ましいものがあるので、診療時間をさいて、学会に参加した際には新しい知識、知見等を得ていきたいと思います。