晴海3丁目クリニックです。
2018年2月1日に当クリニックを開院して今年で5周年となりました。
この5年間で周囲の医療環境はめまぐるしく変わり、
以前は冬の時期はインフルエンザ感染症の来院患者さんが多かったのが、2020年にコロナウイルス感染症の流行にてインフルエンザ感染症の患者が減少して、発熱患者さんの対応がより細かな対応が必要となりました。
また当初は内科全般を中心にみるクリニックを目指しておりましたが、周辺にもたくさん素晴らしい内科クリニックがあり、なかなか来院患者数が増えなく苦しい時期を過ごしました。
そこでもっとターゲットを絞って、自分の特色である胃カメラ、大腸カメラでの内視鏡検査、治療等の胃、大腸の消化器内科疾患の診療を中心に方向転換したところ、徐々に患者数が増加してきて中央区、江東区はもとより、それより遠方よりの患者さんが内視鏡検査を受けに来院されるようになりました。
現在では月の内視鏡件数が500件近くになり、昨年度は晴海3丁目クリニックにて約4500件内視鏡検査を行いました。
当院の大きな特徴の一つとして、中国からのメディカルツーリズムで内視鏡検査を受けに来る患者さんが多かったことが挙げられます。
コロナ禍前はクリニックが都心部にあったせいか中国からのメディカルツーリズムの患者さんが数多く来られ、そのおかげか内視鏡の結果説明ぐらいは中国語で通訳を介さずにできるようになりました。
もう一つの特徴としては胃アニサキス症の患者さんの来院が非常に多いことが挙げられます。
近隣に豊洲市場、築地場外市場があり、土日祝日診療を行っているため、特に土日祝に胃アニサキス症患者さんが多く来院され、現在では開院依頼336例の胃アニサキス症患者さんを診療いたしました。
そのおかげで2022年度に日本テレビ局のZIPとスッキリの2番組からアニサキス症に対して取材を受けました。
また当クリニック周辺（晴海地区）の変化も目まぐるしく、
まずは近隣に豊洲市場開場、それに伴い環状2号線開通。
首都高速晴海線開通
東京BRT開通（クリニック前に晴海中央のバス停ができる予定です）
コロナ流行による東京オリンピック延期
東京オリンピックパラリンピック開催に伴い選手村開村
オリンピック後は選手村→ おそらく現在分譲中の一番人気である晴海フラッグ販売（一番倍率の高い区画は200倍を超えているそうです）
クリニック隣に東武ストアー晴海三丁目店開店
今後は2024年度に晴海フラッグ入居（6000世帯）、パークタワー勝どき入居（3000世帯）
晴海、勝どきの人口が急増いたします。
遠い未来では2040年に東京駅から直結の地下鉄が開通し、晴海駅が当クリニックの真下にできる予定となりました。
クリニックとしては
2021年9月に法人化して医療法人社団平晴会設立
2023年7月に武蔵小杉に分院となる武蔵小杉胃と大腸の消化器内科・内視鏡クリニック川崎中原院 開院予定
2024年1月に近隣の晴海5丁目に分院開院予定となっております。
またそれに伴い常勤医師、パート医師
看護師 医療事務も募集しております。
長文になりましたが5年間大きな事故なく順調にクリニックにて診療してこれたのも、来院患者さん、当クリニックのスタッフ、事務長、様々な業者さん、昭和大学豊洲病院、聖路加国際病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院等の近隣の高度医療機関様、昭和大学江東豊洲病院、東邦大学医療センター大森病院からの非常勤医師の方々、ならびに家族の協力があってのことかと思いますので心より厚く感謝申し上げます。
