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2019.08.22

潰瘍性大腸炎について

こんにちは

久しぶりのブログ投稿です。

先週は猛暑でしたが今週に入って暑さがやや落ち着いてきた感があります。

 

先日yahooニュースで高橋メアリージュンさんが潰瘍性大腸炎であることを公表し、トイレ優先カードの実現を願うという記事がありました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000064-dal-ent

安部首相もこの病気に罹患しております。

 

潰瘍性大腸炎とははっきりした原因はわかっていませんが大腸粘膜の炎症により粘膜より出血、粘液が産生され、腹痛、下痢、血便をきたす病気です。

治療法としては重症度により異なります。軽症~中等症の場合は病変の範囲によりますが、経口、経肛門的に5-ASA製剤を投与し、改善なければステロイド投与。

重症だと生物学的製剤使用、外科的切除等が必要になることがあるような病気です。

 

診断は大腸内視鏡にて行います。

当院でも血便等で受診、大腸内視鏡検査にて潰瘍性大腸炎と診断に至った方が多くみられます。

血便、粘液便が出現するようなら大腸内視鏡検査をお勧めします。